こんにちは。
最近は猛暑を過ぎて酷暑になることもあり、レンタサイクルだけでなく、レンタカーのご利用も増えています。
そこで今回は直島内でのレンタカーご利用について紹介いたします。
まず、直島での移動方法は主に
①徒歩とバス
②自転車
③バイク
④車
以上の4つに分かれます。
このブログでは、④車について紹介させていただきます。
①に徒歩があるように直島は小さめの島で、お車でこの島を1周される場合は30分もかかりません。徒歩でも2〜3時間あれば1周できます。
そんなに大きくないこの島の中でレンタカーを利用する場合のメリット、デメリットについて話していこうと思います。
注意点は、美術館や建物すべてに駐車場があるわけではないことです。
上記の図は直島の地図を簡略化したものです。島の中の各エリアを円で、その間の道を線で引いています。この道以外はお車で島を回る際には使わないので省略しています。
上記のベネッセハウス以外の各エリアにそれぞれ一つずつ駐車場があります。ベネッセハウスエリアは宿泊者や関係者以外乗りものを入れられない為、このエリアだけはつつじ荘か地中美術館の駐車場に停めてから入らないといけません。
その為、基本的に宮浦港、コンビニ、本村港、地中美術館チケットセンター、つつじ荘。この5つの駐車場を移動する形でのご利用となります。
各エリアへの移動は早く行えますが、エリア内を車で細やかに移動が出来ないので、目的地と駐車場の距離を把握しておくことをおすすめします。
●宮浦駐車場
ここは有料駐車場です。
22時まで¥300で車を預かってくれます。22時以降も置いていると別料金がかかることにはお気を付けて。
もし駐車するのが1時間以内であれば港内の駐車場にも置いておけますが、1時間以上の間アート作品やお土産を見る場合はこちらに駐車してください。
●コンビニエンスストア(セブンイレブン)
6:30~21:00に営業している直島唯一のコンビニ。島外と違い24時間営業ではなく、夜中は閉まっている点にはお気を付けて。
この近くに美術館などはないのでコンビニに用事があるときのみのご利用になると思います。
●本村港(家プロジェクト)
役場前を右に曲がり、少し進んだ坂の上にある駐車場。近々この辺りに新しい美術館ができるとか。
無料駐車場です。この辺りは人通りが多いため、お車での移動はお気を付けて。
家プロジェクトや本村にあるカフェなどを回る場合はここから徒歩で移動していくことになります。
●つつじ荘
つつじ荘の横にある無料駐車場。
つつじ荘は宿泊施設、海水浴場、食事処のある場所で、夏場は特ににぎやかな雰囲気に包まれています。
黄色いかぼちゃのオブジェの最寄りであり、ベネッセハウスの中を走っているシャトルバスのバス停もあります。
ベネッセハウスへ東ゲートから入る人はここに車を停めることになります。
●地中美術館(チケットセンター)
地中美術館の受付をしているチケットセンター、その横にある無料駐車場です。
地中美術館に訪れる人、ベネッセハウスへ北ゲートから入る人はここで車を停めていきます。
北ゲートから少し離れていて、ちょっと歩かなければいけません。
以上の5つの駐車場をご利用しつつ、各エリアを観光することになると思います。
その為、お車を利用される場合は思っているよりも車での移動時間はなく、各エリアの駐車場からの移動時間がほとんどになります。
つまり島内での車の使い方は、時刻表を気にせず移動できるバスに近いでしょう。
メリット、デメリットをまとめると
メリット
- 島の各エリアを時間をほとんど気にせず移動できる
- 雨天でも快適に移動ができる(バイクや自転車と比べて)
- エアコンがあるので、汗を流さずに周れる
- ちょっとした手荷物をロッカーに入れずに持ち運べる
デメリット
- バスや自転車、バイクよりも金額が高い(乗車人数が多い場合、合計の差は少ない)
- 手続きに少し時間がかかる(自転車に比べると)
- 結局歩かないと行けない美術館がある
といったようになります。
体を動かしたい、風を浴びたい、島を駆け巡りたい、そんな方にはレンタサイクルをおすすめします。
しかし、直島での観光は宿泊する方以外は船の時間を気にしながら予定を組まなければいけません。短い時間で特定の美術館だけを見て帰りたい方、自転車では不安な方などにもレンタカーはおすすめです。
ご利用についての紹介は以上となります。レンタカーのご利用をお考えの方の参考になっていれば幸いです。
瀬戸内海の島々の美術館を巡るのであれば、船の時間やスケジュールに追われるかもしれません。そんな時に移動時間を短くできるレンタカーは頼もしい移動手段になるでしょう。これからさらに本格化していく夏を涼しく過ごして行くために、レンタカーのご利用はいかがでしょうか。