年末の始まり、2023年にお別れを【ブログ】


12月も半ばを過ぎて今年も残りの日数を数えられるようになってきました。冬の直島は師走というには静かな日々で、観光客が少なくなり、まるで夏の騒がしさが夢であったかのごとく。

この時期、学生さんは試験や課題があったり、大掃除や行事で忙しくしているのでしょうか。私はもう’冬休みを楽しみにしていた’ということしか思い出せませんが、イベントが多い一カ月で好きな人も多いと思います。

 

当店も数年ぶりにクリスマスツリーを飾り付け、ささやかながらイベントを楽しんでいます。本来のクリスマスは終わるとすぐ年末が来てしまうので、飾り付けが始まる12月の前半はずっとクリスマスムードのイメージがありますね。

 

社会人の方々は業務が増えたり、忘年会などの飲み会も行われて忙しくなる方も多いでしょう。子供の頃よりは好きじゃない人もいるかもしれません。イベントの多い季節はそれだけ繁忙期の会社が多いわけですから。日々の忙しさの中、年が終わるという実感を持たないまま大晦日を過ごしてしまうかもしれません。

 

それでも一年は終わります。良かった一年にしても、悪かった一年にしても、2023年とはもう少しでお別れです。「終わり良ければすべて良し」なんて言葉がありますが、逆を言えば終わりが良くなければ「嫌な一年だった」みたいな終わり方になってしまいます。気持ちよく終わることは大切なので、残りの日数を良いものにしていきたいですね。

 

あるいは、来年に今年分の仕事や勉強を持って行かないようにもう少し頑張ってみるのも良いかもしれません。大掃除に精を出して、一年溜め込んだ汚れに別れを告げるのも良いでしょう。または、年末のお休みで一年の疲れをねぎらう為にどこかへ出かけてみるのも良いと思います。

 

それで、もし良ければ人が少なくなった島々にぜひ訪れてみてください。普段より静謐な雰囲気の美術館や、海が見える町々を歩くと日々の忙しさを忘れられると思います。寂しさを味わうように、色鮮やかな秋と春を迎えるまでの間を過ごしてみるのはいかがでしょうか?

 

長々と失礼いたしました。また島に訪れた際に自転車をレンタルされる時はどうぞよろしくお願いします。良い一年を皆さんが迎えられますように。